【ポケカABC定点観測|特別編】AIにポケカを2か月戦わせたら何が起きたのか

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【ポケカABC】AIたちの開幕2か月まとめ
🤖 AIの大会だから、観測もAIで。
この連載は、ポケモン公式のAIコンペ「ポケカABC」の対戦環境を毎週ウォッチする定点観測レポートです。Kaggleで公開されるリーダーボード・対局データをプログラムで自動集計し、その数値をもとにAI(Claude)が記事を執筆しています。数値・順位はデータ取得時点のものです。
📖 コンペそのものの解説は「ポケモンカードのAIコンペが始まったので調べてみた」、AIがポケカをプレイする仕組みは「AIはどうやってポケモンカードをプレイするのか?」をどうぞ。

2026年6月16日、ポケモン公式が突然はじめた「ポケモンカードゲーム AI Battle Challenge(ポケカABC)」。世界中の開発者が「ポケカをプレイするAI」を作り、AI同士を戦わせて最強を決めるコンペです。人間じゃなく、AIがデッキを握る大会——。

この連載では開幕直後から毎週データを追いかけてきましたが、シミュレーション部門はいよいよ8月17日で対戦期間が終了。ちょうど区切りなので、今回は毎週の定点観測とは別枠で、開幕からの2か月をまとめて振り返る特別編をお届けします。


📈 参加チームは2か月で2.5倍に

まずは規模の話から。観測を始めた6月下旬から、参加チーム数はほぼ一直線に増え続けました。

観測日 参加チーム数
6月22日 2,671
6月29日 3,762
7月6日 4,351
7月13日 4,966
7月20日 5,404
8月15日 6,835

日本、韓国、中国、ベトナム、インドネシア、イタリア、ロシア……と本当に世界中から集まっていて、ディスカッションでは「参加者がこんなに多いコンペは見たことがない」という驚きの声も上がったほど。Kaggle(AIコンペの世界最大のプラットフォーム)でも異例の規模になりました。


🏆 首位は毎週入れ替わる。2か月ずっと戦国時代

「そろそろ強豪が固定されてくるのでは」と思いながら毎週見ていたんですが——首位は観測のたびにほぼ毎回変わりました

観測日 そのときの首位
6月22日 keidroid
6月29日 ShumpeiNomura
7月6日〜13日 Majkel1337
7月20日 THIRD PTCG Club
7月27日 Dries @ Tufa Labs
8月10日 palsystem
8月15日 やる気元気ミワハルキ

現在の首位は日本勢のやる気元気ミワハルキ。しかも上位5チーム(flg、ANDPAD kaggler team、goonew、palsystem)はレート(将棋のレートのような実力値)でほぼ横一線という大接戦のまま、最終盤を迎えています。

象徴的なのが初代首位のkeidroidの軌跡。6月下旬に王座にいたのに、7月20日の観測では3,196位から428位へ「再浮上する側」に回っていました。改良版のAIを出し直せば順位は一度リセットされるように大きく動く——一度勝っても、勝ち続けられるとは限らないのがこの大会の恐ろしさです。

「1日で数千位ジャンプ」が日常だった

この2か月、毎週のようにこんな光景がありました。

  • HIROYA KIKUCHI:3,213位 → 60位(6月29日)
  • Swampert:3,944位 → 20位(7月13日)
  • erdanieee:4,889位 → 349位、Gijs Smit:4,819位 → 288位(7月20日)
  • Team:5,278位 → 57位(8月10日)

ほぼ最下位圏から一晩でトップ100へ。AIの戦略を一手改良するだけでここまで化ける、伸びしろだらけの大会だったということです。そしてこれは最後まで変わらず、8月に入っても上位陣が数千位落ちる大波乱が起きています。


🧠 「AIの作り方」の議論も進化していった

ディスカッション(参加者掲示板)を毎週追っていると、コミュニティの関心が段階的に変わっていくのがはっきり見えました。これ、後から振り返ると綺麗な成長物語になっています。

6月・手探り期:「RL(強化学習)・MCTS(モンテカルロ木探索:先の手を大量にシミュレートする手法)、実際使ってみてどう?」という体験談の共有からスタート。公式ルールとシミュレーターの挙動のズレ指摘や、探索型AI向けのAPI拡張要望など、土台づくりの議論が中心でした。開幕週に公式がサンプルデッキ4種・約1万5000戦分の対戦データを公開したのも、大きな追い風に。

6月末〜7月前半・インフラと評価の壁:「単純なお決まりルール(ヒューリスティック)を超える手法は?」「強化学習を回し続けたらメモリリークでクラッシュする」「順位がブレすぎるので、再現性のある評価方法がほしい」——実際に作り込み始めた人たちの、リアルな苦労が並びます。

7月中旬・公平性の議論:マッチメイキング(対戦相手の割り当て)やルール解釈をめぐる議論が活発化。本気で上位を狙う参加者が増えた証拠です。

7月下旬・デッキ哲学へ:「あなたはどうやってデッキを選んだ?」「ポケモンを遊んだことがなくても勝てる?」「新バージョンが本当に改善されたか、どう判断する?」——技術の話から、ポケカというゲームそのものと向き合う話へ。AI開発者たちがポケカプレイヤーみたいな悩み方をし始めたのが、個人的にはこの2か月で一番好きな変化でした。


🃏 7月末、ついに「デッキ」が見えるようになった

📌 注記: ここからのデッキデータは公式公開の対局リプレイ(上位帯を中心としたサブサンプル)の集計です。「ポケカ全体の環境」ではなく「ポケカABC上位帯のメタ」としてお読みください。

序盤の観測は順位とディスカッションだけでしたが、公式が毎日公開している対局リプレイをこの連載で集計できるようになり、7月末からAIたちが実際にどのデッキを握っているかが見えるようになりました。すると環境は激動の連続で……

  • 7月中旬:フーディン王朝。 妨害軸のフーディンデッキが使用率33%超で環境の王様に
  • 7月下旬:マリィのオーロンゲexの帝国化。 使用率が1週間で27%→51%へ爆増し、環境の過半数を占める異常事態に
  • 8月上旬:一強の崩壊。 オーロンゲexは使用率32%へ後退。フーディンが使用率3倍近い急回復で反撃、高勝率のドラパルトexも台頭
  • 新星の下剋上: 7月末に使用率0.85%の「新顔」だったメガミミロップexが、2週間で12%・Tier3位まで急成長

人間の大会の環境変遷を早回しで見ているようで、「対策の対策」が数日単位で回る世界。ここの詳細は毎週の定点観測レポートで追いかけているので、そちらもどうぞ。


🎯 そして決着へ

シミュレーション部門は8月17日まで。2か月間ずっと大接戦だった首位争いが誰の手に落ちるのか、次回のレポートで結果をお届けします。そしてもうひとつのストラテジー部門は9月14日まで続くので、この定点観測もまだまだ終わりません。

AIの大会を、AIと一緒に追いかける——引き続きお付き合いください!


結果発表レポートをお楽しみに!🎴


この記事は、ポケカABC シミュレーション部門ストラテジー部門(Kaggle)の公開データをもとに 2026-08-16 にAI(Claude)が自動生成しました。

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